指輪が抜けにくい時の対処法

指輪が抜けなくなるとき

普段から指輪をしている人もしていない人も、指輪がなかなか抜けないという体験をしたことがあるでしょう。
ジュエリー専門店などで試しにはめてみるときは、お店のスタッフさんが必ずそばにいるため、きついサイズのものをはめて抜けなくなるといったトラブルは少ないです。

しかし普段の生活で身につけている結婚指輪や特別な時に身につけるリングなどは、自分用にサイズが作られているため安心してはめるでしょう。
ただし時間の経過とともに、指がむくんでしまい抜けなくなってしまうこともあります。

指は先端部分に当たるため、冷え性の人や体調が悪いとき、指輪をたくさん使用した時、お酒をたくさん飲んだ時はどうしても指がむくみやすくなってしまいます。
無理やり取ろうとすると指の血管を圧迫させてしまい、痛くて指先が真っ赤になってしまうこともあります。
そう言った状況にいつなってしまうかわからないため、いくつかの対処法を知っておくといいでしょう。

ものを使って対処する

指輪が抜けなくなってしまったとき、身近なものを使用することで指輪が抜けやすくなります。
一番抜けやすくする方法は、指輪の滑りを良くすることです。
そのためには指輪と指の間に油分を与えることで摩擦が少なくなり、するっと抜けやすくなります。

手軽なものとしては、冬場であれば用持ち歩いているのがハンドクリームです。
ハンドクリームを塗ると肌がしっとりして、油分も含まれているため効果的です。
また自宅によくあるものであれば、洗剤やオリーブオイルなどを指につけると指が滑りやすくなり抜けやすくなります。

抜こうとするときにも指輪を指先に向かって引っ張るのではなく、指輪をくるくる回しながらゆっくりと指先の方に向かって動かしていくと、抜けやすくなります。
焦って一気にやろうとせず、深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから行うようにしましょう。

時間をかけてゆっくりと

いろんな方法でもなかなか効果が合わられなかった場合は、指のむくみがひどくなっている可能性があります。
そのため時間は多少かかりますが、指のむくみをとることで指が細くなり指輪が抜けるようになります。

むくみを取る方法として適しているのが、指を温めることです。
むくみは血流が悪くなることで起きてしまうため、ぬるま湯に手を付けて温めて指の血行を促進させましょう。

そのほかにも親指と人差し指の付け根あたりにある合谷と呼ばれるツボを長くおすとむくみの解消に効果があります。
最後に普段から行うと指が細くなりやすい方法として、腕をまっすぐ伸ばし手のひらを下にして、グーとパーを繰り返し行うようにしましょう。
15回ぐらい繰り返し行うことで、指のむくみが解消されて指輪が抜けやすくなります。